岡山方言辞典:あ行
あ行の岡山弁 目次
あ い う え お
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「あ」から始まる岡山弁
あーさん:お兄さん
あいや:足(幼児語)
あぇ:いや(否定の言葉)
あえか:共有する事
あえしろがえに:かわりばんこ
あがーな:あのような
あくち:口の両端に出来る傷、口角炎
あげさげ:嘔吐と下痢
あしたり:明日
あずる:寝苦しく、寝相 が悪い様子
あせもからし:夏の小雨。浴びると汗疹が改善するとの言い伝えより
あだ:外
あだくれる:倒れる、落ちる
頭が悪い:頭痛
頭を切る:散髪
あたりがけ:嫌がらせ、八つ当たり
あっこ:あそこ(離れた場所を指す)
あっぱ顔:驚いたような顔
あねぇな:あのような
あのけんだま:仰向け。あのけんだまとるで仰向けに寝る事を指す
雨気:雨降り
あまる:天気の場合は落雷、食べ物の場合は腐敗する事
荒手:川が洪水した時に水に沈む土地
安気な:安心している心境、安楽
あんごー:阿呆
あんばよー:都合よく
「い」から始まる岡山弁
いかい:たくさん
いがやる:物の場合・状態が悪化する、人の場合・不良になる
いがる:大声で叫ぶ、泣く
いきのう:何かをした直後
いく:火事や地震など良くない事が起こる
いける:埋める
いけん:駄目
言い事:口喧嘩
いじましい:じれったい
いたしい:病気、苦しい
いたが:痛いところ
いたむ:腐る
いっけ:親族
いっち:一番
いつもこつも:いつも、毎回
いなげな:変な
いぬる:帰る、立ち去る
いばる:腫れる
芋作:物事の道理が判らない人の事
いら:毛虫、人に使う場合は短気
いらう:触る
いらまかす:からかう
いる:魚を煮付ける
いんどかれ:よけておいて、帰っておいて
いんにゃ:いいや(否定)
「う」から始まる岡山弁
魚島時:八十八夜から40日、鰆や鯛が穫れる時期
うぐ:剥ぐ
うずないい:格好いい、窮屈、難しい
うせる:来る
うたう:悲鳴をあげる
うち:女性の一人称
うったて:書道の起筆
うつる:服などが似合う
うみる:蒸れる
うむす:蒸す
うめごち:春の東風
うら:自分
うわ:表紙
「え」から始まる岡山弁
えぇ:良い
えぇに:休み休み
えっぽど:よっぽど
えぞる:なぞる
えっと:たくさんの、充分な
得てる:得意にする
えっぷ:げっぷ
えばる:威張る
えぼ:餌
えらい:しんどい、心身の疲れ
えらい、えろー:凄く、たくさん
「お」から始まる岡山弁
おいー:多い
往生:困ること
おえん:駄目
おおあんごう:大馬鹿
おおがっそう:髪がボサボサな状態
おかちん:餅
岡山に行く:岡山市の中心市街地へ行くこと
沖:南
おきゃーま:岡山
おしめんせえ:夕方の挨拶
おじゅっつあん:住職
おせ:大人
おーぜみ:アブラゼミ
おっちら:ゆっくり
おっとり:ほぼ、だいたい
おとでー:兄弟
おとましい:うるさい、煩わしい
おめーれおかーれ:身勝手、自分勝手
おらぶ:叫ぶ
おろになる:勢いが衰える
おわえる:追いかける
おんびん:臆病
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