解説
【でーこんてーてーて】は、岡山弁の特徴を端的にまとめた例文として、わりとよく見かけられるフレーズです。
標準語に訳すと、以下のようになります。
でーこん →大根(を)
てーてーてー →炊いておいて
異国の言葉か!と言いたくなりますがるかもしれませんが、さすがにここまでの岡山弁を使う人は滅多に見られませんのでご安心下さい。
ちなみに見落とされがちですが、ここで言う『炊いておいて』という言葉は標準語で言えば煮る事を意味します。
煮る事を炊くと表現するのは、岡山弁に限らず西日本で広域に見られる傾向です。
岡山弁には、色々な形で略す傾向があります。
例えば、大根をでーこんと伸ばして略したり、名詞の後にある筈の『を』を略したりというのは典型例です。
例えば『山を登りに行く』という言葉でも、『山ぁ、登りー行く』といった感じで喋ります。
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