4月7日-エル・グレコの忌日 大原美術館でも人気の画家

4月7日-エル・グレコの忌日 大原美術館でも人気の画家
4月7日-今日は何の日?

今日は画家であるエル・グレコの1614年の忌日です。
ギリシアのクレタ島出身で、イタリアやスペインを拠点に活動しました。

本名はドメニコス・テオトコプーロスです。
エル・グレコという名前はスペイン語とイタリア語で”エル”はスペイン語の男性定冠詞、”グレコ”はギリシャ人を意味しています。
イタリアからスペインへ移った事からついた通称なのだそうです。

エル・グレコと呼ばれるようになるのは死後の事ですが、生前も本名では呼ばれていませんでした。
これはスペイン人が本名を発音しにくい為で、ドメニコ・グリエゴ(ギリシャ人のドメニコ)や、エル・ドメニコ(ギリシャ人)といった呼ばれ方をしていたそうです。

 

大原美術館とエル・グレコ

倉敷市の大原美術館にはエル・グレコの傑作のひとつである“受胎告知”があります。

大原孫三郎の依頼で海外の名画を買い付けていた児島虎次郎がパリで売りに出されているのを発見し、購入してきたものです。
大原美術館で常時展示されており、同美術館においても代表的な展示物の一つとして著名です。

現在、日本にこの作品があるのは奇跡とまで呼ばれています。

美術館の横にある老舗の喫茶店の名前も、この作品に由来してエル・グレコと名付けられています。

関連ULR:喫茶・エル・グレコ(岡山の街角から)




紹介

岡山県の地名の由来、郷土史を扱うWEBサイト・岡山の街角からを運営しています。 このブログでは今日は何の日?をお題に、岡山県の話題をご紹介しています。

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