12月8日-三石に耐火煉瓦工場が完成した

12月8日-三石に耐火煉瓦工場が完成した
12月8日-今日は何の日?

今日は三石町-現在の備前市三石に耐火煉瓦工場が完成した日です。
1892年の事で、これが現在まで続く岡山県の耐火煉瓦製造の礎となりました。

写真提供:岡山県

現在でも都道府県別の耐火レンガの出荷額で全国一位です。

その栄華は1956年に公開された映画の”早春”でも描かれています。
主人公の転勤先となったのが、岡山県にある東亜耐火煉瓦でした。
ロケ地として三石が使用されているので、当時の様子を知りたい方はぜひ御覧ください。

関連リンク:映画・早春 ロケ地など岡山の街角から

耐火煉瓦の祖・加藤忍九郎

岡山で耐火煉瓦の祖と称されているのが、加藤忍九郎です。

彼は県庁を訪れた際に蝋石で造られた石筆を見つけました。
新たに小学校で石筆が導入される事を知ると、その製造に着手しました。
これが大ヒット、最盛期には年間に500万本も製造していました。

やがて蝋石が耐火レンガの原料に適している事から、そちらにシフトしてこちらでも量産化に成功しました。
岡山で耐火煉瓦シェア1位となる礎を築いた人物です。




紹介

岡山県の地名の由来、郷土史を扱うWEBサイト・岡山の街角からを運営しています。 このブログでは今日は何の日?をお題に、岡山県の話題をご紹介しています。

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