門田貝塚史跡公園
詳細
■ 国指定:史跡
■ 時代:弥生時代~鎌倉時代
■ 所在地:瀬戸内市邑久町尾張(ゆめタウン邑久の東隣)
■ 営業時間:見学は24時間可
■ 入場料:無料
■ 駐車場:貝塚入口に2~3台分の駐車スペース
門田貝塚とは
瀬戸内市の邑久駅の近くに国の史跡に指定されている門田貝塚があります。
弥生時代前期から鎌倉時代までの集落遺跡です。
特に弥生時代前期の貝塚からは門田式と呼ばれる土器や、当時の人々が食べた後の魚や動物の骨が出土するなどしています。
周辺一角は1998年に「門田貝塚史跡公園」として整備され、貝塚や竪穴住居が再現されています。

竪穴住居は事前に確認した瀬戸内市のサイトやパンフレットでは園内に2つありましたが、訪問時(2022年3月)には1つしかありませんでした。

貝塚の跡も見事に再現されています。
写真上で確認できる白いものは貝殻です。とてもうまく再現されています。
邑久郷土資料館
史跡公園で見られるのは全て再現されたものです。
以前は旧邑久町公民館に隣接して邑久郷土資料館があり、そこで発掘されたものを展示していました。これは現在(2022年時点)でも園内の看板に掲載されています。
しかし資料館の建物は現存しません。瀬戸内市教育委員会の会議録によると図書館に吸収合併された事になっているようですが、後継となる展示は行われていないようです。(図書館で貝塚の断面図は展示されている)
資料館の休館が2015年なので、今後の展示再開があるのかどうかは不透明です。
前述の通り現地の看板に情報が残されている状態が続いているので、こちらのページでその旨だけ紹介しておきます。