旧・吹屋小学校
詳細
所在地:高梁市成羽町吹屋
県指定・重要文化財
建設:西校舎・東校舎・1900年
本館:1909年
校舎としての期間:1909~2012年3月
見学:10:00~16:00
入館料:大人・500円、小人・250円
関連リンク:吹屋の地名の由来
旧吹屋小学校とは
高梁市成羽町吹屋にある吹屋小学校は2012年の廃校まで、日本最古の現役木造校舎として知られていました。
吹屋は日本三大銅山に数えられ、更にベンガラの日本唯一の産地として非常に賑わった時代がありました。
吹屋小学校の校舎も山中にある学校ではありながら、豪勢で多くの児童を収容を出来る作りの校舎です。

木材も立派な物が用いられており、当時の吹屋の財政状況の良さが伺えます。
小学校が廃校になった後、耐震工事が施され現在は内部も一般公開されています。
観光資源としての校舎
内部の公開が行われるようになったのは廃校となって以降です。

しかし現役の校舎だった頃から、ベンガラなどで栄えた昔ながらの風景を保つ「吹屋ふるさと村」の中心的な施設として人気を博していました。
夜間にはライトアップも行われ、多くの人々の目を楽しませています。
小学校の隣には中学校の跡地に建てられた『和味の宿 ラ・フォーレ吹屋』という宿泊施設があります。
小学校の外観をモチーフに建てられた趣のある建物で、一部には先に廃校になった中学校の校舎の材料が流用されています。