『トマトという銀行』
昨今でこそ、カタカナの名前を持つ銀行は増えてきていますが、1989年に誕生したトマト銀行は、その走りともいえる存在で、全国の注目を集めました。
トマト銀行とは
トマト銀行は岡山市に本社を構える第二地方銀行です。
緑の看板に鮮やかな赤のトマトのロゴは、県民に広く親しまれています。
トマ銀の略称でも知られています。
1931年に倉敷無尽として創業しました。
吸収合併により1941年に三和無尽となり、1951年には相互銀行へ転換し山陽相互銀行になりました。
トマト銀行の名称になったのは1989年の事です。
相互銀行から普通銀行へ転換した事を機に改称しました。
何故、トマト?
何故、銀行名をトマトにしたのでしょう。
これはトマト銀行のHPに記載がありましたので、ご紹介します。
『トマトのもつみずみずしく、新鮮で、明るく健康的なイメージが、当社の目指すべき企業イメージとピッタリ合う』
会社の目指す方向性を、トマトに例えているのです。
現在でこそカタカナの名前の銀行は増えていますが、当時は珍しかったのです。
更にトマトというユニークな名前への物珍しさもあって話題になりました。
なんと同年の流行語大賞の新語部門で銅賞を受賞しています。
所在地
岡山市北区番町2-3-4
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写真
『トマト銀行本社』(写真:googleマップ)

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