6.たっくさんの鳥居だぁ
たくさんの鳥居
先ほどのページで見た参道入り口の鳥居ですが…、
実はいっぱいあります。(上の写真参照)
鳥居は沢山くぐるほど神様に近づく事ができ、よりご利益を頂けるそうです。
神様に願いを叶えてもらったお礼として奉納される事もあります。
京都の伏見稲荷のように多数の鳥居が並べられてトンネル用になっている場所を『千本鳥居』といいますが、穴場稲荷も写真の場所以外にもたくさんの鳥居があり、地域の人々から厚い信仰が寄せられている事が判ります。
色々な鳥居
稲荷神社は総本山の伏見稲荷から、各地の山中で見かける名前も無いような小さな神社に至るまで、赤い鳥居を持つのが特徴です。
この赤は災害を遠ざける、大地の色を象徴する、海外の習慣が持ち込まれた名残である…などの諸説があります。
それとは別に実用的な理由も伝えられています。
鳥居の朱の塗料は水銀朱は硫黄と水銀の化合した赤土で、鳥居に用いられている木を虫害から守ったり、防腐剤としての効果があるそうです。
なので、鳥居を長く使う為の加工として赤色の塗装が施すという面もあるそうです。
…ということを、事前に予習してきていたので、しげしげと眺めていたのですが、見つけてしまいました。
…鳥居、木じゃねぇじゃん!!
当然ですが、近代的な鳥居は鉄を利用しているケースもあります。
鉄筋コンクリート製のものもあるそうで、素材は色々とあるようです。
この場合の赤は伝統に則って塗られているだけですね。
倉敷市内では由加山の立派な備前焼の鳥居も有名です。
そういえば穴場稲荷の鳥居はどれも真紅という言葉が似合いそうな鮮やかな赤ですが、一つだけ淡い色合いの鳥居がありました。
古いものなのかなと思って、奉納された年を確認してみたところ、実は逆で、境内で見つけた鳥居の中で最も新しい鳥居でした。(2014年訪問日時点)
次のページ以降ではこの階段の先の境内も散策していきます。
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写真:鳥居
写真撮影:岡山の街角から
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