11.瀬戸大橋の絶景スポット
まさに隠れスポット!?
鷲羽山展望台にあるビジターセンターへ行った事がある方なら、この穴場稲荷の場所について、ピンと来ているかもしれません。
ビジターセンターへ行くと周辺スポットを記した地図を貰えますが、その中に記載されている鷲羽山の一本松があるのが先程の岩屋の真上です。
実は岩屋の方からそちらへ上がって行く事が出来ます。
出来ます…と言っても、整備されているわけではありません。
これが岩屋側、つまり下から見た上に上がるための道です。
反対側から同じ道を見てみましょう。
何だ、ただの藪か。
岩屋へ続く階段を横切って更に進むと、上の写真の場所に出るので、気をつけて斜面を少しだけ登って行きます。
訪れたのは秋のことで、まだ草木が茂っていた頃なので、冬ならもう少し道らしく見えるかもしれません。
茂っている草を押しのけるのに何か棒状の物がある方がいいでしょう。
私は何も持っていなかったのですが、茂みの中で黒い鉄の棒のようなものが転がっているのを見つけました。
こりゃあ便利がいいやと思い、喜んで手を伸ばしたところ、蛇でした。
蛇の方も、まさか自分を見つけた人間が嬉々として掴みかかってくるとは思わなかったようで、ものすごい勢いで逃げて行きました。
訪問予定の方はどうぞお気をつけて。
絶景かな、絶景かな!
隠れスポットまでの道のりで難関となるのは先ほどの藪の道くらいで、そこを抜ければすぐに素晴らしい景色が目前に広がります。
この場所は鷲羽山展望台のすぐ下(鷲羽山古墳群がある辺り)に位置するので、まさに瀬戸大橋が目の前です。
参道の他の場所からも瀬戸大橋はよく見えますが、やはり少し高くなっていて、周囲を木々に遮られないこの場所はナンバーワンです。
しかし景色に気を取られても、岩屋の上に立たないように気をつけましょう。
景色がいいからと言って、神様の上を歩くのはNGです。
草は茂ってて上がってくるのは大変ですし、蛇もニョロっといたりしますし、色々と大変ではありますが、きっとまた行きたいと思って頂けるスポットです。
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写真:上・岩屋への鳥居、中・岩屋内部、下・外から見た岩屋
写真撮影:岡山の街角から
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