9月15日-岡山県の名誉県民・土光敏夫の誕生日

9月15日-岡山県の名誉県民・土光敏夫の誕生日
9月15日-今日は何の日?

今日は実業家としてIHIや東芝の社長職を歴任した、土光敏夫が1896年に生まれた日です。
出身地は岡山市で、岡山県の名誉県民と岡山市の名誉市民に指定されています。

実業家として活躍した後、第四代目の経団連会長も務めました。
1981年には鈴木善幸内閣の立ち上げた増税なき財政再建を目指す”第二次臨時行政調査会“の会長としても参加、行政改革にも着手しました。

母の土光登美は、現在の橘学苑中学校・高等学校の創立者で、土光敏夫も理事長と校長を務めています。
後述するように質素な暮らしで余剰になった収入は、学校に寄付していたそうです。




メザシの土光さん

土光敏夫は成功した実業家で多くの収入があった筈ですが、その生活ぶりは質素なものだったそうです。
その質素な生活ぶりから”メザシの土光さん“の愛称もありました。

これはNHK特集で自宅を取材したのがきっかけです。
自宅には物持ちがよく使い古した日用品があり、そして夕飯のメニューがなんとメザシだったのです。
メインのメザシにナッパ、味噌汁、玄米…、1982年ですから、サラリーマンの方が贅沢な食事をしている程です。

しかしさすがにメザシが夕飯というのは、偶然の産物だったそうです。
土光敏夫が経団連の昼食会の中でイワシの話題を取り上げた事があり、この話を聞いていた農林水産省の官僚がたまたま自宅へメザシを届けたのが取材日だったのだとか。

紹介

岡山県の地名の由来、郷土史を扱うWEBサイト・岡山の街角からを運営しています。 このブログでは今日は何の日?をお題に、岡山県の話題をご紹介しています。

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