5月1日-水俣病啓発の日 岡山では森永ヒ素ミルクが奇病とされた

5月1日-水俣病啓発の日 岡山では森永ヒ素ミルクが奇病とされた
5月1日-今日は何の日?

今日は水俣病啓発の日です。
1956年に水俣市の保健所にチッソ附属病院(新日本窒素肥料株式会社水俣工場附属病院)から、水俣で原因不明の奇病が発生したとする報告があった日である事に由来します。
これにより水俣病が広く知られるようになっていきます。

報告を行ったのは院長の細川 一です。

彼は報告から一年後に病気の原因がチッソ社の工場廃液である事を突き止めています。
しかし会社側の説得により、それを公開することはありませんでした。

 

岡山と謎の奇病とされた森永ヒ素ミルク中毒事件

岡山県で奇病として扱われた病気の中に、森永ヒ素ミルク中毒事件があります。

森永ヒ素ミルク中毒事件は森永乳業のミルクにヒ素が混入していた事件です。
これにより13,000人もの乳児がヒ素中毒になりましたが、原因が判らず奇病とされていました。

そしてその被害の中心となったのが岡山県、広島県、香川県でした。

原因を突き止めたのも岡山県でした。
岡山大学医学部が森永乳業製の粉ミルクが原因である事を確認しました。
そして岡山県を通して報告し、大問題となりました。




紹介

岡山県の地名の由来、郷土史を扱うWEBサイト・岡山の街角からを運営しています。 このブログでは今日は何の日?をお題に、岡山県の話題をご紹介しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*