4月13日-喫茶店の日  岡山県初の喫茶店とは?

4月13日-喫茶店の日  岡山県初の喫茶店とは?
4月13日-今日は何の日?

今日は日本初の喫茶店が誕生した事に由来する、喫茶店の日です。
記念すべき最初の喫茶店は、1888年に東京の下谷上野西黒門町へ出来た「可否茶館(カヒサカン)です。

喫茶店と言うにはかなり大掛かりな店舗で、トランプ、将棋などのゲームから、ビリヤードやクリケットといったスポーツに関連する施設まで備えていたそうです。
最終的には図書館なども整備する事を考えていたそうですが、経営者の鄭 永慶の経済的な事情もあって僅か5年ほどで閉店しました。
(※現在も同名の喫茶店が存在しますが、これは名前を採った別のお店です)

跡地にはビルが建っていますが、そこに日本初の喫茶店が誕生した事を記す記念碑が建てられています。

余談ですが、彼は喫茶店の開業前に岡山師範中学校へ教頭として赴任していた事があるそうです。

 

岡山初の喫茶店は?

岡山県で初の喫茶店は1907年に出来た広瀬ミルクホールだと考えられています。
場所は岡山市北区表町の栄町の辺りだったそうです。

その名の通りホットミルクを提供するお店ですが、それだけではなくコーヒーやパン、簡単なスイーツ、そしてアイスクリーム等もメニューに揃えていました。
しかしその歴史は短く、3ヶ月ほどで閉店してしまったそうです。

名前にカフェを用いたお店としては、1913年に同じく岡山市にカフェー・パリーが知られています。
しかしこちらは名前はカフェとしている物の、どちらかというお酒を提供するお店だったのだとか。




紹介

岡山県の地名の由来、郷土史を扱うWEBサイト・岡山の街角からを運営しています。 このブログでは今日は何の日?をお題に、岡山県の話題をご紹介しています。

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