3月6日-九軍人が顕彰される  岡山出身の片山義雄も軍神の一人

3月6日-九軍人が顕彰される  岡山出身の片山義雄も軍神の一人
3月6日-今日は何の日?

今日は1941年に真珠湾攻撃の際に特殊潜航艇”甲標的”に乗り込み、未帰還となった九人の海軍の軍人が”軍神“として顕彰された日です。(※顕彰は1942年)
彼らの事を総称して九軍神と呼びます。

軍神は本来は戦勝などの願いを聞き入れてくれる神様の事を指しています。
しかし近代になると戦功の大きな戦死者、勇敢な戦死者などに対する美称、敬称として用いられるようになります。
当初はマスコミなどの周辺がそういった人物を褒め称える際に用いていましたが、第二次世界大戦も後半に差し掛かってくると日本軍が指定するようになりました。

九軍神も軍から公式に指定された軍神です。

 

岡山で九軍神と言えば?

九軍神の一人、片山義雄は岡山県出身です。
現在の岡山市北区御津矢知(当時は赤磐郡五城村)の農家に五人兄弟の四男として生まれました。
これらは実は特殊潜航艇の乗員の候補に挙げられる条件になっており、まだ独身だった事なども含まれているそうです。

彼らの死を国民の戦意高揚に繋げようとしていた思惑もあり、その死や生前の様子については大きく報道されました。
葬儀は村葬とされ、700人もの会葬者があったそうです。

当時の日本では英雄的な扱いで、生家の近くにある墓地にも多くの人々がおまいりに来ました。

紹介

岡山県の地名の由来、郷土史を扱うWEBサイト・岡山の街角からを運営しています。 このブログでは今日は何の日?をお題に、岡山県の話題をご紹介しています。

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