3月3日-雛祭り 岡山の学生服ひな人形をご紹介

3月3日-雛祭り 岡山の学生服ひな人形をご紹介
3月3日-今日は何の日?

今日はひな祭りです。
女子の健やかな成長を願う節句です。

雛祭りの起源は上巳の節句という春の邪気を払う儀式だとする説が有名です。
草や藁で作った”人形(ヒトガタ)“で自分の体を撫でて、悪い物を移した上で川に流すという儀式です。

ひな人形はこれとは別に発生したもので、子供が遊ぶ為の”ひいな人形“と呼ばれる小さな人形だったそうです。
平安時代のものなので、人形と言っても紙や藁で人の形を再現している程度の物だったそうです。

やがて上巳の節句とひな人形が合わさり、流し雛へと変化していきました。
江戸時代の頃には人形を作る技術も発達して、川に流さずに家に大事に飾るようになっていきました。
これが現在のひな祭りの形の始まりです。

岡山でひな祭りと言えば?

岡山県でも2~3月になると、各地で雛祭りのイベントが催されています。
各家庭の貴重なひな人形を一般に公開するなど、全部を見て回るのは大変なほどです。

その中で異色なのが倉敷市児島地域で催される児島産業お雛様展です。
児島地域は学生服やユニフォームなどのメーカーが集まる繊維の町です。
それぞれの特色を生かしたひな人形が持ち込まれています。

では今回は2017~2018年開催時の写真を何枚かご紹介します。

こんな学生服のお雛様もいます。(児島㈱)
新聞などでも掲載されたので一番有名かもしれません。

そしてこちらはもっと驚きのひな人形です。

もはや小型の作業着のマネキン…!
作業服のアルマーニの異名で知られる寅壱のひな人形です。

中国産業さんの汗拭きタオル付のお雛様。
監督ぅ!と呼びかけたくなりますね。

高田織物さんからは、なんと生地が畳縁のお雛様が登場しました。

このような感じで、他所とは一味違うお雛様が楽しめるイベントになっています。




 

紹介

岡山県の地名の由来、郷土史を扱うWEBサイト・岡山の街角からを運営しています。 このブログでは今日は何の日?をお題に、岡山県の話題をご紹介しています。

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