3月17日-漫画週刊誌の日 小学館は岡山県民が作った!

3月17日-漫画週刊誌の日 小学館は岡山県民が作った!
3月17日-今日は何の日?

今日は1959年に『週刊少年サンデー』『週刊少年マガジン』が創刊した事に由来する、漫画週刊誌の日です。

週刊少年サンデーは小学館から、週刊少年マガジンは講談社から発売されました。
ちなみに1959年の3月17日は火曜日です。
単に雑誌を意味するマガジンはともかく、サンデーはどうして日曜日を意味する雑誌名にしたのでしょう?

サンデーは読んでいると日曜日のような楽しい気分に浸れるという事で命名されたのだそうです。

ちなみに現在の週刊少年誌1位の週刊少年ジャンプは1968年に月に二回刊行の雑誌として登場、週刊誌になったのは1969年の事でした。

 

岡山と小学館

週刊少年サンデーを発行している小学館は、実は岡山県と関係の深い会社です。

創業者の相賀武夫は岡山県出身で、岡山市北区表町にあった吉田書店に勤務していました。(※現在は同市北区伊島町へ移転)
現在の吉田書店は本の販売のみをを行う書店ですが、当時の吉田書店は岡山県に関する本を作る出版社としての事業も手がけていました。

大正時代には大阪・東京に支社を構え、拡大路線を推し進めていました。
相賀武雄は東京支社の責任者になっていましたが、その頃に彼の頭に学年誌の構想が浮かびました。

日本文化の基礎は小学教育にある

この考えに賛同した吉田書店は、相賀武雄が生活に困らないように小学館を創業した後も従業員として雇用し続けました。
この状態は小学生向けの学年誌が全て揃う頃まで続き、退職後も小学館のサポートを確約していたそうです。

ちなみに現在の週刊少年誌ナンバー1のジャンプを出版している集英社は小学館の娯楽部門を分離して出来た会社で、現在でも主要株主は小学館(50%)です。

関連URL:小学館を生み出した本屋・吉田書店




紹介

岡山県の地名の由来、郷土史を扱うWEBサイト・岡山の街角からを運営しています。 このブログでは今日は何の日?をお題に、岡山県の話題をご紹介しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*