3月13日-新選組の日 岡山県出身者は安富才助 他20名以上!
3月13日-今日は何の日?
今日は1863年に新選組が正式に発足したことに由来する新選組の日です。
(※発足したのは旧暦の3月13日)
新選組は幕末に活動した武装組織です。
徳川家茂の京都入りに際して、警護するために集められた浪士によって結成されました。
京都の見回りや、倒幕を志す人を取り締まる任務についていました。
現在の警察に近い存在です。
明治時代に入ると新政府軍と戦い、主要メンバーの死もあって降伏・解散となりました。
岡山県出身の新選組のメンバーは?
新選組のメンバーの中で岡山県出身者は意外と多く、20名以上はいたと言われています。
その中でも特に有名なのは安富才助です。
新選組の副長・土方歳三の側近として著名な人物です。
土方が亡くなった箱館戦争にも直属の部下として参加しており、その死を看取った事でも知られています。
土方歳三資料館にある、土方の死の前後の様子を知らせる手紙をしたためたのは安富です。
この手紙の中で土方を追悼する句として”早き瀬に 力足らぬか 下り鮎“という和歌を添えています。
しかし内容が上司である土方に対して”力足りぬか”といった表現は適しておらず、寧ろ土方が自身の無念を語っているように読めます。
この事から土方歳三の辞世の句ではないかと考える説もあります。
晩年は故郷である足守(岡山市)に戻され、謹慎生活を送った後に34歳の若さで亡くなっています。
岡山市の田上寺で彼の墓も見つかっています。
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