1月25日-左遷の日 岡山で菅原道真と言えば?

1月25日-左遷の日 岡山で菅原道真と言えば?
1月25日-今日は何の日?

今日は901年に菅原道真が九州の大宰府に左遷された事にちなむ、左遷の日です。

菅原道真は学者として様々な官職を歴任した後に、宇多天皇に重用されて要職を任されるようになります。
醍醐天皇の時代には右大臣にまで上り詰めましたが、昌泰の変により大宰府へ左遷されました。

この出来事に関しては左大臣である藤原時平が菅原道真を陥れる為に、醍醐天皇を廃して娘婿である斉世親王を天皇にしようと画策しているといった虚偽を天皇に伝えていたと伝えられています。
菅原道真はその為に左遷されることになります。
この部分に関しては醍醐天皇と宇多上皇の対立が実際にあったとする説もあります。

そして903年に菅原道真は逝去し、この頃から異変が続きます。
藤原時平は39歳の若さで逝去、更に皇太子であった保明親王、慶頼王も早世。
更には天皇の御殿である清涼殿へ落雷が起こり、昌泰の変に助力したとされる藤原清貫をはじめとする多くの死傷者が出ました。

これらの出来事は菅原道真の音量と考えられ、罪を取り消した上で贈位が行われるなどしました。
そしていつしか天神様として祀られるようになっていきました。

岡山で菅原道真と言えば?

岡山県で菅原道真と言えば岡山市に本社を置く菅公学生服が有名です。
カンコー学生服のブランドで知られる学生服メーカーで、学校制服・学校体育衣料業界で第1位のシェアを誇ります。

カンコーは学生服のブランド名として用いられていましたが、2013年に社名を従来の尾崎商事から菅公学生服へ変更しました。

この菅公は菅原道真を指しています。
学業の神であり、創業地の倉敷市児島地域には菅原道真が立ち寄ったとする伝承がある事から命名されました。

尚、1月25日は初天神の日でもあり、その事から同社が制定する【菅公学生服の日】でもあります。

関連リンク:箸立天満宮(岡山の街角から)




紹介

岡山県の地名の由来、郷土史を扱うWEBサイト・岡山の街角からを運営しています。 このブログでは今日は何の日?をお題に、岡山県の話題をご紹介しています。

1月25日-左遷の日 岡山で菅原道真と言えば?」への0件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*