玉島町並み保存地区
詳細
住所:倉敷市玉島地域の内、新町、仲買町、矢出町
県指定:町並み保存地区
文化庁認定:日本遺産
駐車場:倉敷市役所玉島支所等
関連リンク:岡山県観光連盟による紹介ページ
倉敷市の地名の由来
玉島町並み保存地区
倉敷市玉島地域の内、昔ながらの町並みがよく残る新町、仲買町、矢出町が県の町並み保存市区に指定されています。
(※町並み保存地区に指定されている町名は、それぞれ現在の住所表示で玉島中央1丁目、玉島阿賀崎地区、玉島3丁目の一部)
かつて玉島港は備中松山藩の藩港として大いに栄えました。
川からは高瀬舟が、海からは北前船が、それぞれ寄港し、物資が集まり問屋が立ち並びました。
しかし江戸時代の内に周囲の港の整備が進み、決して場所などの条件に恵まれていなかった玉島港の賑わいは徐々に失われ始めます。
そして近代になり、鉄道や自動車が普及して港町としての玉島は衰えていきました。
昔ながらの町並み
港町としての機能は衰えたものの、玉島には今でも問屋などの建物が幾つか残されており、往年の賑わいを今に伝えています。
玉島町並み保存地区は、その中でも当時の風景が色濃く残っている地区です。

現役の建物もあれば、既に使用されていない建物も少なくありません。
反面で西国屋ホールのように、新たな用途が与えられた施設もあります。

しかしそれらは徐々に建物としての寿命を迎えつつあります。
綺麗に保存されている景観以外も楽しみたい方は、なるべく早めに玉島を訪れた方が良いかもしれません。