県内に3つだけ! RCローゼ桁橋・総門橋
詳細
大原橋
所在地:高梁市成羽町成羽
料金:無料
竣工:1938年
定休日:24時間通行可
駐車場:なし
県内に3つだけ、RCローゼ桁橋
高梁市成羽町成羽の成羽川の上に総門橋という鉄筋コンクリートローゼ桁橋(以下、RCローゼ桁橋)が架かっています。
戦時中の鉄不足で考案されたRCローゼ桁橋ですが、岡山県内では僅か3例のみが建造されました。
総門橋の他に途中からRCローゼ橋に変更されている岡山市の大原橋、旧建部町(現・岡山市)の八幡橋ですが、この内の八幡橋は1989年に架け替えられて現存しません。
総門橋という名前は、橋が成羽藩の陣屋町の総門跡に位置する事に由来します。
橋の南側には陣屋町時代の史跡が幾つも残されています。
橋が最初にかかったのは1930年で、当時は木造の橋でした。
しかし自動車が増えてきたことから、1938年に現在の橋に架け替えられました。
あいさつ橋
総門橋の脇にある歩道には「あいさつ橋」という名前が付けられています。

あいさつは
いつでもどこでも
だれとでも
と、書かれています。
実際にあいさつ橋を通ると、すれ違う方が皆さん気持ちのいい挨拶をくれます。
橋の壮観さに驚かされ、歩いて心まで清められる。
とても素敵な総門橋です。