成羽陣屋跡
詳細
■ 成羽陣屋跡
■ 所在地:高梁市成羽町下原1068-3
(※高梁市成羽美術館そば)
■ 見学時間:24時間可
(ただし特に夜間の照明などはないのでご注意下さい)
■ 駐車場:有り(高梁市成羽美術館の駐車場が利用できます)
成羽陣屋跡
安藤忠雄さんが設計した見事な建物で知られる高梁市成羽美術館のある場所の辺りに、かつて成羽陣屋が築かれていました。

成羽陣屋は1658年に旗本として御国入りした山崎豊治が完成させた屋敷です。
川と陣屋町の間に辺りに商人を集め、陣屋町を形成しました。
冒頭の写真の辺りが旧大手門で、陣屋跡には前述の成羽美術館、役所(成羽地域局)、成羽小学校などが出来ています。

道路を挟んで正面側に広がる旧陣屋町の中には勘定所の遺構や、武家屋敷のあった柳丁には旧坂田屋敷門などが残されています。
鶴首城など
成羽陣屋のある鶴首山にはかつて鶴首城(成羽城とも)がありました。
平安時代に川村四郎清秀が築いた城です。
1533年に三村家親が自らの拠点として整備し直して以降、長らく三村一族の拠点となっていました。
関ヶ原の戦いの後に岡家が入城、その後に山崎家が訪れると鶴首山の麓で陣屋を築くようになった為に城はそのまま廃城になりました。