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社殿

木華佐久耶比咩神社

詳細

祭神:木華佐久耶比咩命
    大山祇命
    大國主命
別名、愛称:福南山神社
所在地:倉敷市福江1671-4
駐車場:有り、無料
参拝は24時間可

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木華佐久耶比神社とは


 水島インターチェンジから近い場所にある神社です。

 神社自体は県道から溜め池を挟んだ山際にありますが、道沿いに美の神池田藩藩累代の御祈願所の看板を掲げているので、神社そのものを見た事は無くても、存在を知っているという人は多いのかもしれません。
 住宅地からやや離れた場所で、隠れスポット的な雰囲気のある神社です。

 祭神は神社のなまえにもある木華佐久耶比咩(木花咲耶姫)です。

女子力アップの神社


 木花咲耶姫の名前には木の花(桜や梅など)のように美しい女性という意味が有ります。
 神社の神徳も美容増進縁結び安産機織…と、女性的な物が多く含まれているので、最近の言葉で言えば女子力アップのご利益がある神社ですね。

 また境内は神社の名に相応しく季節折々の花々が見られ、春になると桜の名所として地域の人々に親しまれています。
 拝殿内で求められるお守りも、花をモチーフにした可愛らしいものが見られます。

歴史


 かつて社殿は鎮座する福南山のずっと頂上に近い場所にありました。
 火災に遭って元々の建物が焼失した事をきっかけに麓へ移動しました。

 元々の場所は奥宮として残されています。
 やや急な山道になっているので、神社に来たついでに…というには、やや険しすぎるきらいがあります。現地の案内板には約30分程度とありますが、山道に不慣れな人だとそれ以上の時間を要するでしょう。

 地元では登山を好む方がトレーニングに使用したり、天気が良ければ瀬戸大橋まで見えるという景観を楽しむ人々がお参りしているようです。

祭神・木花咲耶姫とは


 祭神の木華佐久耶比咩はニニギの妻として三柱の神を生んだ事が知られています。
 子の一人であるホオリの孫が初代の天皇である神武天皇なので、木華佐久耶比咩は初代天皇の曾祖母という事になります。

 ニニギの妻となる際に姉の磐長姫と一緒にニニギの元へ送られましたが、磐長姫は見た目が美しくない為に帰されてしまいました。
 これが不服に思い、ニニギに見初められ妊娠をした妹を呪った事から、人の寿命は短くなってしまったとも言われています。

 ちなみに娘の一人を突っ返されたお父さんも怒ったそうですが、そのお父さんこそ祭神の一人でもある大山祇命です。



※コラムのページ内でこの神社を訪れた際の事を書いています。
 奥宮なども紹介しているので、是非見てくださいね。
 リンク:コラムページ内『木華佐久耶比咩神社訪問記

マップ




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関連リンク


写真:社殿
写真撮影:岡山の街角から

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