順正女学校発祥の地
詳細
■ 所在地:高梁市向町
高梁税務署の東隣
■ 営業時間:見学は24時間可
(※照明類はないので日中の見学がお勧め)
■ 駐車場:無し
順正女学校とは
高梁市にかつて順正高等女学校という私立学校がありました。
岡山県内で初の女学校です。
1949年に統合で高梁高等学校を設立、その伊賀分校になりました。
1967年に分校が廃止されて一旦その歴史に幕を閉じました。
この順正女学校の起源が1881年に設立された私立向町縫製所です。
設立者の福西志計子は別の縫製所で教師をしていましたが、キリスト教を信仰していた為に職を追われました。
そこで自ら縫製所を設立、更に文学科を加えて順正女学校としました。
尚、前述の通り1967年に向町縫製所から続く順正女学校の系譜は途絶えましたが、OBや地元住民などの要望もあり同年に市と加計学園と共同で高梁学園を設立します。(※後に順正学園)
そして順正短期大学を設立、現在も存続しています。
順正女学校の発祥の地
高梁市の紺屋川美観地区の街角に、向町縫製所が設立された場所が発祥の地土地して整備されています。

敷地内に福西志計子の顕彰碑があります。
「人の見えない所に働く者となれ」
今も順正女学校の景福が続く高梁の地に教育者としての福西志計子の信条が刻まれています。