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JR方谷駅

JR方谷駅の駅舎

詳細

方谷駅駅舎
所在地:高梁市中井町西方
建造:1928年
国指定:登録有形文化財(2012年指定)
駐車場:無し
関連リンク:方刻駅(愛! 天地無用

方谷駅


 高梁市のJR方谷駅の駅舎は1928年時の開業時の物が現在まで使用されています。
 2012年には建物が国の登録有形文化財に指定されました。

方谷駅の内部

 外観はもちろん、中も昔ながらの雰囲気がたっぷり残されています。

 現在は無人駅ですが、かつては駅員が配置されていました。
 その頃に使用されていたスペースは、現在は資料室として活用されています。

方谷駅・資料室

 資料室は午前9時~午後4時まで開放されています。
 問い合わせなどは中井地域市民センターへ。
 

実はレア、JR(国鉄)の人名駅


方谷駅

 駅名の「方谷」は備中松山藩の藩政改革に寄る財政の立て直しで知られる備中聖人・山田方谷の名前に由来します。
 山田方谷は駅の近くに住宅を構えており、長瀬塾という塾を開いていました。

 なので駅が設置されることが決まった時、地元では方谷の名前を冠した駅を希望しました。しかし国鉄は駅に人名を用いる事をしていません。
 これはJRになった現在でも同様で、人名由来の駅の殆どは私鉄を国有化したものです。

 どうして国鉄は方谷駅を認めたのか…というと、実は認めた訳ではありません。
 山田方谷の名前の駅は認められなかったので、所在地の中井町西方の谷を方谷と呼ぶのだという事で地名として採用されたのです。


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関連リンク


写真:方谷駅、方谷駅資料室、駅名看板
写真撮影:岡山の街角から

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