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英霊を祀る 岡山県護国神社
詳細
祭神:岡山県出身又は縁があり、明治時代以降に国難で亡くなった英霊
所在地:岡山市中区奥市3-21
旧社格:内務大臣指定護国神社
駐車場:有り
指定護国神社とは
東京都と神奈川県を覗く道府県に「指定護国神社」と呼ばれる神社が置かれています。
明治時代以降の国難で亡くなった英霊(戦没者)を祀る神社です。
かつては内務省が管轄しており、指定というのは内務省が指定していた名残です。
岡山県は岡山県護国神社のみですが、面積が広い北海道は3つ置かれ、他にも陸軍管区の都合によって2つの指定護国神社が置かれた県がある為に合計は51箇所です。
内務省の指定を受けていない護国神社も存在し、指定外護国神社と呼ばれます。
指定外護国神社は境内社として比較的小さな社で祀られている事が多いようです。
例えばこちら。
岡山県護国神社
それでは前置きが長くなりましたが、岡山県護国神社についてです。(※漢字は正式には岡山縣護國神社です)
前述の通り、岡山県出身者やゆかりのある戦没者を祀り、祭神としています。
境内にはいくつもの慰霊碑が設置されています。

最後の岡山藩主である池田章政が1869年に戊辰戦争の戦没者を祭祀したのが、岡山県護国神社の起源です。
祭祀は1874年に官祭となり、全国で設置が進められていた招魂社になりました。
1922年に現在地へ移転、1939年に現在の名称である岡山県護国神社になりました。
尚、戦後にGHQの方針で操山神社と改称させられましたが、1952年に再び岡山県護国神社の名称に復帰しています。
戦後には他の護国神社同様に殉職した自衛隊員も祀られています。
自由の男神
自由の女神といえばアメリカの象徴的な建造物の一つですが、岡山県護国神社の駐車場には自由の男神という像が設置されています。

建物の裏側には第五十四連隊の歴史が刻まれています。

この像の対となると思われる女神像もありますが、そちらは平和の女神像と名付けられています。(設置場所は同じく岡山県護国神社の駐車場内)