日本キリスト教団天城教会
詳細
■ 日本基督教団藤戸教会
■ 所在地:倉敷市藤戸町天城144
■ 見学時間:礼拝や行事の時以外は中も見学可
(※開館時間は公開されていません。)
■ 建造:1890年
■ 県指定:重要文化財
■ 駐車場:有り
日本キリスト教団笠岡教会
倉敷市藤戸町天城にレトロ調の教会の建物があります。
1890年に建造された日本基督教団の天城教会です。
倉敷市内で最も古い教会です。
建物を建築したのは伊予の棟梁吉田伊平で、岡山県内で最古の教会である日本基督教団高梁教会を手掛けた人物です。

明治時代の擬洋風建築の特徴を備えた建物は、建築されてから現在に至るまで大きな変化は無いまま保たれているそうです。
見学は自由で、入り口でスリッパに履き替えて中に入れます。
営業時間は公開されておらず、また礼拝や行事の際は自由に見学が出来ません。
教会を第一の目的にする場合は、事前に日本基督教団のサイトで行事などの確認や、見学が可能かどうかを問い合わせてから向かいましょう。
歴史
天城教会の設立は1884年の事です。
周辺では1880年ころからキリスト教が広まってきており、その活動拠点として天城教会が設立されました。

最初の牧師は日本におけるキリスト教伝道に尽力した熊本バンドの主要メンバーの1人である亀山 昇です。
1890年には先に紹介した教会の公堂が建設されました。
1981年には岡山県が教会の公堂と敷地を重要文化財に指定しました。