舞台は岡山? 師匠シリーズ
師匠シリーズとは
インターネットの掲示板に"師匠シリーズ"と呼ばれる怪談の作品群があります。
2003年頃から当時の2ch(現5ch)などで投稿されていました。
主人公は大学生でオカルトサークルに所属しています。
そこで出会ったオカルトマニアの"師匠"や、オカルトフォーラムで知り合った"京介"(※女性)という人物と、様々な怪奇現象に遭遇します。
その内容を実体験のように書き込んでいった作品、それが師匠シリーズです。構成としてはシャーロック・ホームズシリーズを彷彿とさせます。
作品群に非公式なものだとインターネット上のまとめサイトや、YouTubeでの朗読、公式なものだと著者による同人誌、イラストを投稿するSNSであるPixiv、コミカライズ作品も発売されています。
師匠シリーズは岡山県が舞台?
師匠シリーズは百を超える作品が出ていますが、その中で幾つか岡山県に実在する心霊・怪奇スポットが登場しています。
具体的には、
・お札の家(皆殺しの家)
・古城池トンネル(コジョウイケトンネル)
・東山ホテル
・四次元坂
…といったエピソードが挙げられます。
(※括弧内は投稿時のタイトル)
主人公が通う大学の描写が岡山大学に似ている事や、隣の市がK市(岡山大学の所在地の岡山市の隣は倉敷市)である事などからも、舞台が岡山県である事が伺われます。
もう読んだことがあるという方も、岡山かも?と意識しながら読んでみると、より楽しめるかもしれませんね。もしかすると他にも岡山県を舞台とした怪談があるかもしれません。見つけたら教えてくださいね。