トップ観光舞台探訪、聖地巡礼>金田一耕助

    倉敷、美観地区2/金田一耕助シリーズ聖地巡礼
 昔ながらの街並みを今に伝える倉敷美観地区ですが、新しい取り組みによって新しい風景も生まれています。
 今回は(社)倉敷観光コンベンションビューロー様より、お写真をお借りしてきました。
 美観地区の夜間照明、『天領のあかり』です。

 美観地区ではネオン等の明かりが少ないので夜になると、暗闇の中に白壁のみが浮かび上がるように上手く利用した演出が行われています。
 この取り組みは平成17年より始まったものです。

 美観地区のお店や民家も協力しての壮大な取り組みで、写真のような美しい風景が作り上げられています。
 この照明による装飾は石井幹子さんという世界的にも著名な照明デザイナーの方の手によるものだそうです。
 従来、夜の美観地区は観光客が少なくなりがちだったという事から始めた取り組みだそうですが、僕も実際に歩いてみて沢山の見物客の方とお会いできました。

 照明は非常に細かく設置されており、昼間なら通り過ぎてしまうような路地までもライトアップされ、幻想的な風景に仕上げられていました。
 僕も夜間の照明に誘われて歩いた路地で初めて見つけたお店に、改めて昼に行ってみるという経験も有りました。
 (※お店・休憩所は料亭、旅館など一部を除いて夜間照明の終了より先に閉店します)

 この夜間照明は年中行われており、10月~3月の間は日没から21:00まで、4月~9月の日の長い季節は22:00まで行われています。
 倉敷市の交通の便のいい場所に有り、尚且つ時間的にも余裕がある事から、現在では岡山の夜景スポットとしては随一の人気を誇るスポットになっています。
 金田一耕助さんが夜間照明の風景を見たら、どのような感想をこぼしたんだろう…なんて妄想にふけりながら、歩いてみるのもいいかも知れませんね。

写真提供:(社)倉敷観光コンベンションビューロー様  

<<前のページ TOPへ戻る

近くのお勧め宿泊施設

吉井旅館
美観地区から『近い』ではなく、その中に佇む歴史ある旅館です。
夕方のチェックインまで別の場所を見て、美観地区の夜~日中までを楽しむのはいかがでしょう♪




ページのトップへ戻る