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矢掛町のゆべし

矢掛のゆべし

矢掛のゆべし

● 岡山県ではこう呼ぶ!
・ゆべし
● 販売場所
・矢掛町(高梁市にもあるが、製造方法が異なる)
● 備 考
篤姫も好んだと伝えられている

関連リンク:高梁のゆべし

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ゆべし


 矢掛町に伝わる伝統的な和菓子にゆべしがあります。

 実はゆべしは矢掛町だけではなく、県内では高梁市で製造されており、県外でも各地で作られている和菓子です。
 製造方法などは地域ごとで異なり、それぞれに特徴的な味が楽しめます。
 
 今回紹介する矢掛のゆべしは、餅粉に刻んだ柚子や味噌等を混ぜて蒸して作られます。
 柚子の風味と独特の食感がとても癖になる一品です。

篤姫も好んだ!?


 矢掛町は山陽道の宿場町として栄えてきました。
 その為、矢掛のゆべしは大名行列で行き来する大名たちにも好んで食べられていたそうです。

 ゆべしに夢中になった著名人の中には、大河ドラマなどで人気の篤姫(天璋院)もいます。
 甘党だった篤姫はゆべしを大変気に入り、女中の為にたくさんのゆべしを購入していたという事が、宿帳記録から明らかになっています。

 篤姫も夢中になった伝統の味、矢掛に行った際は是非ご賞味下さい。


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関連リンク


写真:ゆべし(竹皮)
写真撮影:岡山の街角から

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