児島湾の風物詩、四手網
四手網
♪ 岡山県ではこう呼ぶ!
・四手網
♪ 起源
・元々は漁業の為に行われていたが、現在は観光資源として続けられている。
♪ 特記事項
・四手網を体験できる四手小屋は予約制なので、小屋の設備面などを確認したら早めの予約を。
四手網とは?
岡山市東区の児島湾沿いを歩いていると、海の上へせり出すように建てられた小さな建物と、その建物からぶら下げられた網を見ることが出来ます。
これは児島湾名物の『四手網(ヨツデアミ)』という漁業の為に作られた建物で、四手小屋と呼ばれています。
児島湾周辺では風物詩といってもいいほど伝統的な風景です。
漁の方法
四手網はザルのように作った網を沈めて、光や餌を用いて魚をおびき寄せ、そのまま引っ張り上げて魚を捕獲するという仕組みになっています。
投網による漁法に近い感じですね。
時期によって獲れるものも変わってきますが、人気のシーズンに当たる夏〜秋にかけての時期にはママカリなどの小魚や、ベイカ、エビなどが獲れるそうです。
レジャーとしての四手網
現在の四手網、それを行う四手小屋は、本格的な漁業というよりはレジャー産業へシフトしています。
四手小屋の中にはテレビやカラオケなどの娯楽用の設備が整っています。(※小屋ごとで設備は異なるので要確認)
予約した人たちは四手網で獲れる魚と持ち込んだ食材で、宴会を楽しむのです。
四手小屋は予約制になっており、連絡先はそれぞれの小屋の持ち主です。
興味がある方は周辺を管理している九蟠漁協へ問い合わせてみるか、『児島湾 四手網 予約』などのキーワードで四手小屋を探して下さい。