保存食からオヤツまで、やっこめ
岡山とやっこめ
♪ 岡山県ではこう呼ぶ!
・やっこめ
・焼き米
♪ 起源
保存食として作られた
♪ 特記事項
オヤツとして食べる際には砂糖をまぶすなどする
やっこめとは
大分県の郷土料理にやっこめがありますが、実は岡山県でも食べられます。
やっこめを漢字で書くと『焼き米』です。
保存食として作られるようになったのが始まりのようですが、お菓子の代わりとして食べられることもあったようで、岡山県では主に県北で食べられてきました。
作り方
青刈りしたもち米、うるち米を水に浸けておきます。
1昼夜ほど寝かしておいて、これを釜で煎ります。
煎った米を臼でつき、その行程で籾殻を除去しておきます。
この臼でつく行程で、独特の平べったい形が出来上がります。
早めに食べる場合は茹でた大豆やササゲを入れておきますが、保存食として長く置いておく場合はそのまま保管します。
食べ方
保存食としてのやっこめの食べ方は、お湯と塩を加えて戻した上で食べます。
現在のインスタントラーメンのような感覚だったのでしょう。
やっこめをお菓子代わりに食べる場合もあります。
その場合は戻さずにそのまま食べたり、砂糖をまぶして食べたりすることもあるようです。
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関連リンク
イラスト:通信販売で購入できる焼き米