初代デリカバン(メルヘン号)
車の詳細
メーカー:三菱自動車工業
車名:デリカライトバン
発売期間:1969年~1979年
(※詳細については正確な情報とは限りませんので、ご了承下さい)
初代デリカバンと出会ったよ!
現在、悪路走行に優れたミニバンの代名詞として知られる三菱デリカ。
その長い歴史は1968年に発売されたデリカトラックから始まりました。そして今回ご紹介する1BOXタイプの初代デリカバン(T120型)が発売されたのは、その翌年の1969年です。
この車両は、運転席の三角窓や、特徴的な丸形ヘッドライトの形状から、1974年まで販売されていた前期型であることがわかります。

まず目を引くのは、その愛らしいスタイリングです。しかし、このデリカバンをよく見てみると、岡山県民にとっては特に馴染み深い社名が確認できます。

コントラストを上げて確認すると、車体にはっきりと「メルヘン」の文字が残っていました。
「メルヘン」は、2023年5月に破産申請を行ったメルヘンフードが展開していたパンのブランド名です。文字通りメルヘンチックなBGMを流しながら、移動販売車を各地で走らせていたことで知られています。(関連リンク:メルヘンフード自己破産へ)
同社の晩年の販売車は軽トラックにコンテナを搭載したスタイルでしたが、創業当初や一定期間は、この初代デリカバンのような1BOX車両も移動販売車として使用されていたことがうかがえます。
この車両はどのような経緯でか、現在は畑の倉庫として第二の人生を歩んでいるようです。
古い車両ならではの塗装の剥がれが見られますが、ホイールもボディと同色に塗られていたことが確認できます。
メルヘンフードが倒産した後、今後、県内各地でこうした同社の廃棄車両が、草ヒロとして再び発見されるようになるかもしれません。
写真:三菱デリカライトバン
真撮影:岡山の街角から

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