4代目ミニキャブ
車の詳細
メーカー:三菱
車名:ミニキャブ(バン)
発売期間:1984年~1991年
(※詳細については正確な情報とは限りませんので、ご了承下さい)
関連リンク:4代目ミニキャブ(トラック)
郵便局カラー?真っ赤な4代目ミニキャブバン
・緑の中で走らない真紅なミニキャブ
倉庫のような建物の脇に、周囲で際立つ真っ赤な軽の箱型バンが放置されているのを発見しました。
その目立つ色合い(まるで郵便局の集配車のようにも見えるカラー)に惹かれて近づいてみると、それは三菱の4代目ミニキャブのバン(U10系、1984年~1991年販売)であることが確認できました。

この4代目ミニキャブは、550ccの排気量でデビューし、モデル末期(1990年)に660ccの新軽規格に対応したエンジンに換装されました。
その際、車体のエンブレムも、旧称のMMC(Mitsubishi Motors Corporation)表記から、現在のスリーダイヤ(3菱マーク)に変更されています。
ちなみにモデル途中でエンジンを新規格に合わせるという流れは3代目ミニキャブでも見られました。軽自動車に対する評価が変わりつつあった時代なのでしょう。
写真の車両のリアハッチにはまだ「MINICAB」の上にMMCのエンブレムがあるように見えるため、この車両は550ccエンジン時代**、すなわち新規格対応前の初期・中期型のモデルである可能性が高いです。これは、旧規格と新規格の狭間を生きた貴重な時代の証です。
・物流用途か?全窓に鉄格子が残る理由
この車両の最大の特徴は、すべての窓に太い鉄のバー(格子)が入れられている点です。
通常の商用バンではなかなか見られない仕様であることから、高価な荷物や機材を運搬する特殊な物流用途、あるいは現金輸送やセキュリティが求められる業務で使用されていたのではないかと推測されます。
最初はカラーリングから郵便局で使用されていた集配車ではないかと思ったのですが、郵便局仕様にしては格子が物々しすぎるような…?
錆びたボディと、その物々しい鉄格子の組み合わせは、このミニキャブバンが歩んできたタフな商用車としての歴史を静かに物語っています。
写真:ミニキャブ
真撮影:岡山の街角から

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