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鼻濁音

役立つ!?岡山弁講座5 鼻濁音

解説

 関西の人が関西の訛りが抜けない…なんて言いますが、岡山県民が県外に出ても、なかなか抜けない言葉の特徴があります。

 それが鼻濁音の不使用です。
 関西地方以東の地域に置いては「○○が」等の【が】を、鼻にかかったような、鼻濁音と呼ばれる方法で用いますが、岡山弁では鼻濁音は全く用いず、破裂音のまま発声します。
 意識して鼻濁音を習得しないと、そう簡単には抜けないそうです。

 鼻濁音を用いる地域の人にとっては、破裂音で【が】を発音する言葉は強めに聞こえ、それが岡山弁はきついというイメージにも繋がっているようです。
 しかし、鼻濁音は全国的に衰退傾向にあるようです。
 岡山弁がきつく聞こえなくなる日も近いのかもしれませんね…!

 ※鼻濁音を用いないのは岡山に限らず、中国、四国、九州などの地方に共通する特徴です。
※画像をクリックすると、拡大表示します。


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