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婚礼

『浦上の婚礼』

浦上の婚礼とは?


 昔、岡山で結婚式の最中に大変な出来事が起きたり、舞い込んできたりする事を「浦上の婚礼」と呼んでいたそうです。
 結婚式の最中に、急に不幸事やトラブルが起こって、式場が騒然としてしまう…そんな状態を指す表現です。

 これは1575年に起こった実際の出来事に由来します。

富田松山城に届けられた一報


 物語の舞台になったのは、備前市にあった富田松山城です。
 備前、美作に勢力を誇った浦上家の支城です。

 1575年、この城で婚礼の儀が執り行われていました。
 そこへ浦上家の本拠である天神山城の落城が伝えられたのです。

 浦上の婚礼という表現は、この事に由来しています。



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画像:『婚礼』





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