『燃えろ岡山県民運動とは!?』
燃えない県民性
岡山県民は何事にもクールで、熱くなれない県民性だと言われています。
そこで岡山県が打ち出したのが燃えろ岡山県民運動です。
市町村ごとにスローガンを決め、盛り上がろう!という運動です。
上の写真は真備町で、「燃えろ岡山 すくすく真備町」というスローガンを掲げていました。
県内各地にこのような形で看板を設置していました。
今になって見返してもとても面白い県民運動ですが、「燃えろ岡山」という過激なキャッチコピーに当惑したのが消防署でした。
仕方なく「燃えろ岡山 燃やすな郷土」という幕を掲げてお茶を濁した消防署もあったそうです。
運動のその後
市町村で取り組んだ燃えろ岡山県民運動。
運動が始まったのが1985年ですが、ちょうど岡山県の財政が非常に悪くなっている時期でした。
県民が熱く燃え上がる前に、県が真っ先に(財政的な意味で)燃え上がってしまい、運動自体もいつの間にか収束してしまいました。
しかし先の写真のようなスローガンを掲げた看板は長く残されており、現在でも県内の何か所かで見る事が出来ます。
関連リンク
画像:『燃えろ岡山県民運動』
写真提供:プランク様
-戻る-