三石駅
三石駅は山陽本線の岡山県内で最東端に位置する駅です。鉄道駅では木造の駅舎が注目されがちですが、三石駅もなかなかレトロです。
1890年の開業時は現在と異なる場所にあり、現在の上郡町(兵庫県)にある船坂隧道の東口の辺りに置かれていました。
これは移転したという訳ではなく、仮駅の扱いでそうされていました。翌年の岡山駅までの延伸の際に岡山県に移されました。
それが現在地の備前市三石です。
三石の地名は地区内にある三石明神社に由来します。
境内に『海石』、『山石』、『川石』の三つの石があり、その事が地名になったと考えられています。
この他に懐妊していた神功皇后が立ち寄り、境内から『水石』、『火石』、『風石』の3つの意思を持ち帰ったことに由来するという説もあります。
関連リンク:備前市三石の地名の由来
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写真:三石駅
写真提供:Googleマップ