TOP>備前県民局エリアの地名の由来>岡山市東区才崎
地名の由来:才崎
地名の由来
西大寺地区の才崎の地名は神功皇后の伝説に由来します。
厳密には神功皇后自身ではなく、彼女の愛馬に由来します。
神功皇后一行が航行の途中に潮待ちをしていた牛窓半島の岬で、鏑矢を打つと言う余興をしていました。
その際に海へ乗り入れるのに使われたのが白鷹という馬でした。
この馬は余興の後に船に戻るのに失敗して、自分で陸地へ戻っていったのですが、その姿を見た地元の人々が、犀と勘違いして驚いたといわれています。
サイが上がってきた岬が転じて『才崎』となったのだそうです。
尻海(瀬戸内市)との関係
才崎の地名は、瀬戸内市の【尻海】と深いかかわりがあります。
先述のエピソードの馬が陸に上がった際に、その後姿を見た人々が『尻が見えた!』→『尻見』→『尻海』と転じていったと伝えられています。
(※別の説もあり)
