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地名の由来:金光町占見
占見の地名の由来
浅口市金光地域の占見の地名はかつて海が入り込んできていた事から、浦が近い地域と言う意味で『浦 見』が転じたと考えられています。
現在は海岸から離れた内陸部ですが、地名にかつての風景が残されています。
干拓地にはかつて海辺だった事や、元は島だったのが陸地化した事を伝えるような地名が残されています。
占見が属していた金光町が合併で浅口市となる際に、住所表記内に旧町名を残すために、町名を冠して金光町占見へ改称されました。
異説・安倍晴明?
占見の地名の由来には異説があります。
浅口市周辺には陰陽師の『安倍晴明』が住んで いたと伝えられています。
周辺は現在でも展望台があるように、天体観測に非常に適した地域です。
安倍晴明が当地に滞在したのも天体観測の為で、現在でも阿 部山や阿部神社といった名称を見る事が出来ます。
そうした事から安倍晴明由来が星を見た地と言う意味を込めて 『占見』としたという説もあります。
もし前者の由来が正しいとしても、浦見という地名が占見に転じたのが転じたのは、こうした伝説が関係しているのかもしれません。

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写真:占見の風景
写真提供:Googleマップ