TOP備中県民局エリアの地名の由来>倉敷市中庄

 

地名の由来:中庄

地名の由来


 中庄は倉敷市の北東部に位置する大字名であると同時に、黒崎、中庄、中庄団地、鳥羽、徳芳の5つの地区を含む広域地名でもあります。

 周辺はかつて万寿庄という荘園でした。
 地名は荘園の中央に位置する事から中ノ庄と呼ばれていたのが転じて、現在の中庄となりました。
 この時、荘園の東部が東ノ庄、西部が西ノ庄と呼ばれていました。

帯江鉱山


 かつて中庄から早島町にかけて帯江鉱山という鉱山が操業していました。

 古くから鉱山として知られていた場所で、明治時代に入ってバラバラに開発が進められていた内の一部を三菱が買収。
 帯江鉱山と呼ばれるようになったのはこの時の三菱が買収した鉱区からです。

 これを実業家で衆議院議員としても知られる坂本金弥が買収し、更に周辺の買収を進めていきました。
 そして帯江鉱山は最盛期を迎えますが、大正時代には採掘量は低下。

 同和鉱業に売却された後も盛り返すことはなく、1949年に閉山しました。
 跡地は現在の岡山ゴルフ倶楽部のコースや、住宅地などになっています。

関連項目:中庄駅(駅名になった地名の由来)



 -岡山の地名一覧へ戻る-

関連リンク


写真:岡山ゴルフ倶楽部
写真提供:Googleマップ

ページトップに戻る