9月18日‐横山大観の生まれた日 岡山では児島虎次郎が有名な画家

9月18日‐横山大観の生まれた日 岡山では児島虎次郎が有名な画家
9月18日‐今日は何の日?

今日は画家・横山大観の生まれた日です。

1868年に水戸藩士の長男として誕生しました。
しかし横山大観の誕生日に関しては、出典によって多少のズレがあります。

まず戸籍では旧暦の8月19日とされています。
更に東京美術学校では8月18日となっています。

新暦の9月18日を誕生日としていたのは横山大観自身で、基本的にはこれが横山大観の誕生日としてみなされています。




岡山では児島虎次郎が有名な画家

岡山県で画家と言えば、児島虎次郎が有名です。
素晴らしい作品でも知られていますが、彼の経歴で最も知られているのは大原美術館の展示品の収集ではないでしょうか。

自身は大原孫三郎の援助を受けて恵まれた環境で芸術に専念出来ていました。
当時は海外への旅行は非常に高額で、世に出られずにいる多くの芸術家たちは西洋の美術に触れる機会が得られませんでした。

そこで西洋の名作を日本でも見られる場所を…という事から作品のコレクションが始まりました。
目玉の展示品であるエル・グレコの”受胎告知“も彼が偶然に売りに出ているのを発見したもので、今では日本にあるのが奇跡とさえされる貴重な作品です。

ちなみに大原美術館の前に架かる今橋は彼のデザインです。
晩年には明治神宮奉賛会より明治天皇を讃える壁画の依頼を受けていました。
完成すれば彼の代表作の一つになった事は間違いありませんが、作成の疲労から体調を崩して急逝しました。
壁画は同郷の画家・吉田 苞が完成させました。

紹介

岡山県の地名の由来、郷土史を扱うWEBサイト・岡山の街角からを運営しています。 このブログでは今日は何の日?をお題に、岡山県の話題をご紹介しています。

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