5月16日-松尾芭蕉が奥の細道の旅へ  岡山で細い道は悪魔の通り道!?

5月16日-松尾芭蕉が奥の細道の旅へ  岡山で細い道は悪魔の通り道!?
5月16日-今日は何の日?

今日は俳人の松尾芭蕉が門徒の河合曽良を伴って奥の細道(※原題はおくのほそ道)の旅へ出た日です。

松尾芭蕉が尊敬する西行の500回忌(1689年)に合わせて出発しています。
奥の細道は旅行記のような内容で、行く先々の景色を見ては俳句を詠んでいます。

全行程は600里とされ、これは約2,350kmに相当します。
この行程を同行した河合曽良も日記をつけており、曾良旅日記という名前で発表されています。
岩波文庫ではおくのほそ道と一緒に収録されており、一緒に読めば旅行の様子がより伝わってきます。

 

岡山で細い道は悪魔の通り道!?

岡山で細い道といえば…、実は悪魔の通り道だと言われています。
…と言っても、全ての細い道が当てはまるわけではありません。

先が見えないほど細長い道のことで、ナメラスジと呼ばれています。
この道筋に建物を立てると、住民に災いが起こると言われています。

この民間信仰は実は瀬戸内海沿岸部で見られるものです。
他県では縄筋と呼ばれており、岡山のナメラスジはこれが訛ったものだと考えられています。




紹介

岡山県の地名の由来、郷土史を扱うWEBサイト・岡山の街角からを運営しています。 このブログでは今日は何の日?をお題に、岡山県の話題をご紹介しています。

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