12月11日-国際山岳デー 山岳仏教で栄えた八塔寺

12月11日-今日は何の日?

今日は2003年に国連総会で記念日に制定された国際山岳の日です。

国際社会が山岳地域の環境保全と持続可能な開発について考える日として制定されています。
山岳の荒廃は、様々な災害をもたらす原因となります。

この日は山岳について関心を高める為のイベントが開催されます。



岡山で山岳仏教で栄えた八塔寺がある

山岳と言えばかつて山岳仏教が各地で隆盛を極めました。
その中でも備前市吉永町の八塔寺は宗教都市として栄えていた地域です。

728年に聖武天皇の勅願を受けた道鏡によって作られたとされ、一時は72もの僧坊(僧侶の住む建物)が建ち並んでいました。
その様子から『西の高野山』と呼ばれるほどだったそうです。

しかし美作、備前、播磨の3つの国の国境に近いことから、戦乱に巻き込まれることが少なくありませんでした。
その為に徐々に廃れてしまい、現在は3つの寺院が残るに留まっています。

関連リンク:八塔寺岡山の街角から

紹介

岡山県の地名の由来、郷土史を扱うWEBサイト・岡山の街角からを運営しています。 このブログでは今日は何の日?をお題に、岡山県の話題をご紹介しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*