12月23日-東京タワー完成の日 岡山で一番高い塔は?

12月23日-東京タワー完成の日 岡山で一番高い塔は?
12月23日-今日は何の日?

今日は東京タワーが完成した日です。
1958年の事で、高さ333mは当時の日本では一番の高さでした。

現在でも東京タワーは東京スカイツリーに次ぐ2番目に高い建造物ですが、東京スカイツリーが完成するまで日本一を守り続けていたわけではありません。

小笠原諸島が日本に返還された際に、南鳥島と硫黄島にあったロランの設備に抜かれている他、1974年には長崎県に出来た対馬オメガ局が日本一の高さを誇りました。
これらの施設はGPSの普及に伴い撤去されており、東京スカイツリーが完成する頃には東京タワーが日本一に返り咲いていたのです。




岡山で一番高い塔は?

さて岡山で一番高い塔はどのような建造物なのでしょう?

実は意外かもしれませんが、岡山で一番高いのは20年以上前に休業した施設です。

倉敷市の鷲羽山で営業していたホテル ラ・レインボーの展望タワーの150mが岡山県最大です。

瀬戸大橋の完成に合わせて開業した元ドライブインのホテルですが、瀬戸大橋の通行料の高さによる需要の伸び悩みの影響を受けて1997年に休業しました。
そのまま営業再開されずに現在に至りますが、建物は展望タワーもホテル部もそのまま残されている為、現在でも展望タワーが岡山一のままです。

ところでこの展望タワーには致命的な弱点がありました。

ラ・レインボーの展望タワーと鷲羽山ハイランドの展望タワーの高さ比較。右が鷲羽山ハイランド、左がラ・レインボー

タワーとしての高さは圧倒的なものの、立地の都合上、すぐそばの鷲羽山ハイランドの展望タワー(スカイビュー、現在は休業中)の方が高い場所へ到達できたのでした…。

 

紹介

岡山県の地名の由来、郷土史を扱うWEBサイト・岡山の街角からを運営しています。 このブログでは今日は何の日?をお題に、岡山県の話題をご紹介しています。

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