TOP岡山の歴史的建造物>旧勝田郡役所庁舎

旧勝田郡役所庁舎

旧勝田郡役所庁舎

詳細

旧勝田郡役所(旧町役場、旧郷土美術館)
所在地:勝田郡勝央町勝間田635
建造:1912年
国指定:登録有形文化財(2016年指定)

旧勝田郡役所

 勝央町に国の登録有形文化財に指定されている、旧勝田郡役所庁舎があります。
 郡役所は明治時代に郡制が実施された際に、郡ごとに置かれた庁舎です。

 現在の郡は区域を示す名前だけの存在ですが、かつては小さな町村では対応が難しい事務処理を行なう為に、県と町村の中間的な役割を与えられていた郡長がおり、その職務の為の郡役所が置かれていたのです。

 旧勝田郡役所庁舎は勝田郡に置かれた郡役所です。
 金色に輝く屋根が特徴的な疑似洋風建築の建物です。

 しかし郡制は余り評判が良くありませんでした。
 岡山県では1899年に施行された郡制ですが1923年には廃止となり、郡役所は後処理の為に制度廃止後の1926年まで残されて、消滅しました。
 このように郡役所は短期間しか存在しなかった為、現存する建物が少なく、岡山県内ではこの旧勝田郡役所庁舎のみが残っています。
 

建物のその後

 郡制が廃止された後、1942年に郡役所の役割に近い県の出先機関として地方事務所が設置されることになりました。
 旧勝田郡役所はその地方事務所の建物として利用されることになりました。

 その後、勝央町の町役場を経て1983年からは郷土美術館として利用されてきました。
 しかし郷土美術館は2004年に新たな建物を建てて、勝央美術文学館へリニューアルされた為、それ以降はイベントで用いられる以外は特に使用されていません。

 普段は内部の一般公開も行われていないので、現在は外観の見学のみ可能です。



 -戻る-

関連リンク


写真:旧勝田郡役所庁舎
写真提供:岡山県

ページトップに戻る