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和気町・由加神社
詳細
正式名称:由加神社
祭神:由加大神、八幡大神、素戔鳴大神、他二十余柱
所在地:和気郡和気町大田原438
駐車場:有り
関連HP:公式サイト
由加神社とは
和気町の由加神社は正確な年数は不明ですが、神社に残されている棟札から奈良時代に創建されたと考えられています。
当初は由加八幡宮と呼ばれ、和気氏が新田郷の総鎮守として設置しました。
由加神社と改称したのは明治時代になってからの事です。
時の有力者の庇護を受けた事が知られており、特に播磨、備前、美作国の守護を務めた赤松氏の信仰が厚かったようです。
九州での戦の際に宇佐八幡宮で戦勝祈願をしたところ、ご利益を得られました。
そこで赤松氏は現在地に神社を造営、遷都しました。
現在でも神社には赤松氏が奉納した鎧兜などが残されているそうです。
和気靖国宮
由加神社の境内に「和気靖国宮」という神社があります。

現地の立て札によると祭神は「本荘、藤野、和気出身の戦没者 三百柱」です。
靖国は明治以降の日本の戦争(内戦含む)において政府/朝廷側で戦歿した軍人らを祀る靖国神社を指します。
この靖国宮はその中でも和気町の前身の内、旧本荘町、和気町、藤野村出身の戦没者を祭神としています。
この種の神社で目にする機会が多いのは各地にある護国神社でしょう。
岡山県にも「岡山懸護国神社」(岡山市)があります。これはかつて内務省が指定した護国神社です。
和気靖国宮は自治体や有志によって建てられたもので、内務省からの指定を受けた神社に対して指定外護国神社と呼ばれます。