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矢喰神社
詳細
別名、愛称:矢喰の宮
所在地:岡山市北区高塚108
駐車場:有り
参拝は24時間可
矢喰神社とは
岡山県の岡山市~総社市にかけての一帯は、桃太郎伝説の元と言われる吉備津彦命と温羅の戦いに関する地名や、スポットが散見されます。
岡山市北区高塚にある神社、矢喰天神社もその一つです。
矢喰神社に伝わっているのは、吉備津彦命と温羅の戦いにまつわる伝説です。
二者の戦いは当初、空中戦から始まりました。
吉備津彦命は、現在の吉備津神社の場所へ、そして温羅は総社市の鬼ノ城へ、それぞれ陣を構えました。
吉備津彦命が矢を射ると、温羅は岩を投げて応戦し、矢を落としてしまう。
このままでは埒が明かないと、吉備津彦命は二本の矢を同時に放ち、温羅にダメージを負わせる事に成功しました。
矢喰天神社は、矢と岩がぶつかり合って落ちた場所だといわれています。
それが神社の名前になっており、後に菅原道真を祀る天満宮と合祀された事から、現在のように矢喰天神社と呼ばれるようになりました。
神社周辺は公園として整備されており、広々とした駐車場では仕事の休憩をとるサラリーマンの姿も見られ、激戦の伝承が残る地とは思えない穏やかな風景が広がります。
矢喰岩
神社の境内には、上の写真の手前に写っている様な岩が四つあります。
これが温羅が投げ、吉備津彦命の放った矢とぶつかって落ちたと言われる岩と言われており、矢喰岩、矢喰の岩等と呼ばれています。
現地に行ってみると、とても大きな岩で温羅の怪力を思わせます。
山などもない平野部にこれだけの岩が、この辺りに集中して見られるのは不思議な風景で、温羅伝説が史実なのではないかと思えてきます。
周辺に生えている竹は、吉備津彦命の放った矢が芽吹いたものといわれています。