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板倉家始祖を祀る八重籬神社
詳細
所在地:高梁市内山下120
祭神:板倉勝重、板倉重宗
駐車場:有り
板倉氏の神社
高梁市の中央市街地から少し離れた場所、国道313号と180号が重なる辺りの道ぞに八重籬神社があります。
石垣の上にあり、道沿いで見えるのは駐車場だけなので通り過ぎないように注意が必要です。
この神社は備中松山藩主を務めた板倉家が祀ったもので、祭神も板倉家の始祖である板倉勝重と板倉重宗とされています。(※重宗は明治時代に入ってからの合祀)
最初は御根小屋(※備中松山城は山城でアクセスが悪いので、麓に実務の為の施設を設けていた。現存せず)にありましたが、1830年に現在地に移されました。
板倉家の神社という成り立ちから、維持管理は松山藩によって行われていましたが、現在は神社の所在地である内山下地区や隣接する地区などの住民によって管理されています。
訪問時の地元の方が清掃作業に勤しんでおられ、挨拶をしたところ上記のような神社の成り立ちについて教えてくださいました。
ちなみに地元の方が神社に来たら絶対に見て行って欲しいと話していたのがこちらです。

大抵の神社はお祭りの時以外に見る事が出来ませんが、こちらでは保管している倉庫に見学用の窓を設けており、参拝者が見られるようにしてあります。
臥牛亭

これは藩主板倉勝静が築いたものです。農民の苦労を偲ぼうと自ら農園を設けて農耕に勤しんでおり、その際に農耕の神々を祀り五穀豊穣を祈願するための場所として設置しました。
元は神社と同じく御根小屋の場所にあり、建物を惜しんだ山田方谷の手によって高梁川を挟んだ対岸の落合町にある蓮華寺に移し、後に八重垣神社の境内に再び移され、現在に至ります。
高梁市指定の重要文化財です。