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和気氏の氏神・和気神社
詳細
正式名称:和氣神社
祭神:鐸石別命、和気清麻呂、和気広虫、弟彦王
所在地:和気郡和気町藤野1385
駐車場:有り
関連HP:公式サイト
和気神社とは
和気町は和気清麻呂などで知られる和気氏の発祥の地です。
町内にある和気神社(正式には和氣神社)は、和気氏の遠祖で、垂仁天皇の皇子である鐸石別命を祀った神社です。
明治時代に入ると、朝廷に仕えた事で知られる和気清麻呂や和気広虫の姉弟といった和気氏の一族が追加で祀られるようになりました。
神社のご利益は和気清麻呂と和気広虫の姉弟にちなむものが多くみられます。
厄除けは、和気清麻呂が道鏡事件を暴き、国の災いを晴らしたことに、そして安産は多くの戦争孤児を養子として引受けて育てた和気広虫に由来します。
社殿
和気神社の社殿は明治時代に入ってから建て替えが進められており、比較的新しい建物です。
関西一の名人とも評される田淵耘煙斉の手による立派な建物で、和気町の文化財に指定されています。
また、境内には狛犬ではなく狛猪がいます。

猪は和気清麻呂を守護してきたと伝えられており、その事に由来しています。
さざれ石
和気神社には国歌である君が代の歌詞にも登場するさざれ石があります。

さざれ石とは一つの石のことではなく小さな石を指す言葉でしたが、現在はそれらが長い年月をかけて大きな一つの岩に変化した状態を指して言います。
君が代で歌われる、【さざれ石の巌となりて】とは、小さな石が上記のように変化して一つの大きな岩(=巌)となる事を歌っています。
その岩に、苔が生えるまで…という事で、とても長い年月が経過する事を比喩する為に用いられているのです。