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日吉神社

日吉神社(玉野市)

詳細

祭神大山咋命、大己貴命、恩姫命、菊理姫命、鴨玉依姫、鴨玉依彦神、別雷神
別名・愛称:山王様、日吉さん

所在地:玉野市田井5-2431(玉野市、十禅寺山の山頂付近)
駐車場:有り(徒歩で多少の移動が必要)
参拝は24時間可(ただし、山の中を歩くので夜間は危険です)

関連リンク:コラム・十禅寺の王に会いに行く

山中の神社


境内 玉野市にある十禅寺山の頂上付近に、かつて県南で広い地域から信仰集めていたという神社がひっそりとたたずんでいます。
 それが『日吉神社』です。
 神社のある一帯は、かつて山岳仏教が盛んで、幾つもの伽藍(僧侶が修行をする為の場所)が建ち並んでいたそうです。
 十禅寺という山の名前も天台宗の守護の一つである『十禅師』から来ているそうです。
 日吉神社はこれらの寺院を守護する鎮守神として祀られていました。

 神社の最盛期には神社を中心に集落が形成されるほど栄えていました。
 しかし現在では車では少し離れた場所までしか行けない交通面の問題もあってか、余り参拝に来る方はおられないようです。

 集落のあった辺りは一面が竹に飲まれて痕跡は伺えませんが、玉垣など、境内の施設は非常に豪華で、往年の賑わいを感じさせてくれます。
 ご利益は虫除けで、農業を営む方の信奉を集めていたそうです。

大灯台

大灯台

 神社の裏手側にある少し高台になっている辺りに、非常に大きな灯台があります。
 かつては岡山市の妹尾地区や都窪郡の早島町辺りからも、灯台の光が見えたと言われています。

 この灯台の見える範囲内の地域に住む農家の方は皆、日吉神社を信仰していたという事からも、広く信仰されていた事が判ります。

 十禅寺山には複数個所、日吉神社へと続く参道となる道が残されており、足元には小さな石柱が設置され、『山王道』(山王は日吉神社の愛称で、日吉神社への道の意味)として、道しるべとなっています。
 現在でも灯籠はそのままの姿で残されています。

参拝の注意点


 岡山県神社町のHPでは駐車場が有ると記載されていますが、実際には十禅寺山の9合目付近までしか車で行く事は出来ません。
 そこから先は徒歩で10~15分前後は掛かる上に、道も決して綺麗に整備されているとは言えない状態です。

 極端に暑い時期や、悪天候の際等は参拝を控えたほうがいいかも知れません。

 詳しい参道については、HPのコラムで『十禅寺山の王に会いに行く』として、歩いてきていますので、そちらもご参考下さい。

こちらもお勧め:日吉神社に行ってきた(ブログ)

マップ




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関連リンク


写真:日吉神社社殿、大鳥居
写真撮影:岡山の街角から

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