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立石山・松寿寺
詳細
宗派:法華宗
所在地:岡山市南区浜野1-7-25
開基:1341年
駐車場:有り
松寿寺の開基とその歴史
松寿寺(しょうじゅじ)はかつて岡山藩の舟入として栄えた岡山市南区浜野の旭川沿いに位置します。

当地は後醍醐天皇の忠臣として知られた多田頼貞が自害した地であり、後に嫡男の能勢頼仲が大覚大僧正を開山として迎え、松寿寺を建立しました。
岡山県は「備前法華と安芸門徒」と呼ばれるほど法華宗の盛んな土地柄ですが、その起源となったのがこの松寿寺とされています。
鬼子母神えんじゅ
松寿寺の境内に大きなエンジュ(槐)があります。
これは鬼子母神えんじゅと呼ばれているものです。
樹齢は約600年とされる古木で、寺院とほぼ同等の歴史を持ちます。

幹が大きく二つに分かれていますが、そによって生じた空洞から1744年に光を放つ鬼子母神の像が発見されたという寺伝があります。
その像は現在も松寿寺による保管されており、10年に一度のみ公開される秘仏として祀られています。この像をしっかり拝むと子授けのご利益もうけられるといわれています。
えんじゅの木は岡山市の天然記念物に指定されています。
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関連リンク
写真:本堂、山門周辺、鬼子母神えんじゅ
写真撮影:岡山の街角から